今日のレグは8マイル程と非常に短い上風もほどよくあった為、昼前には入港することが出来ました。若郷は田舎でとりたてすることもなかったので船内を掃除したり昼寝をしたりして、ゆったりと過ごしました。夏クルも終わりが近づき、自分のkcc 生活を振り返る事が多いです。大学生活のかなりの部分ををkccで過ごし、本当に様々な事を経験させてもらいました。そういった事を通じてこの四年間で成長出来たのかどうかも今の自分には、わからない位です。振り返れば、もっとこうすれば良かったと思うことも多く、後悔する事もたくさんあります。でも後輩達がみるみる逞しくなってゆく様を見ていて、彼らはもっと賢くしっかりとkccを盛り上げていくんだろうなと考えると、自分がkccでやってきた事に少し充実感を覚え、またkccに居て良かったなぁと思う今日この頃です。
四年小室匡司
君たち4年生はKCCとして初めての重要な経験をした代です。
OBと現役が一丸となって多額の寄付を集めながら、新艇を進水させたという事実です。
この非常に厳しく困難な仕事を現役4年生として体験したことは非常に価値があると思います。
小室君をはじめ4名の4年生は来年はOB会に入会するわけです。
現役、OBそれぞれに、新艇建造の意義を説く責任が君たちにはあると思っています。
現役は現役なりに10年後に向けて、いかに新艇準備金を積み立ててゆくべきか、OBには何をお願いすべきなのか、など体験者として良きアドバイザーになって欲しいと願っています。
学生時代にこんなことを経験できるクラブはそうはないでしょう。