こんにちは、井口です。本日は、ANIORU’ CUP(All Nippon Inter-collegeate Ocean Racing Union=全日本学生外洋帆走連盟)の初日でした。レース結果は、以下の通りです。
●風向 北→北東→東北東
●風速
午前 6m前後
午後 10m前後
●波の高さ 1m
●レース海域 葉山沖
●レース結果
1R(1.東大 2.日大 3.防衛 DNS.慶應)
2R(1.東大 2.慶應 3.防衛 4.日大)
3R(1.防衛 2.東大 3.日大 4.慶應)
●ポジション
ヘルムスマン :矢野
タクティシャン兼ガイ :井口
メイントリマー :笹川
ジブトリマー兼スピントリマー:秋山
バウマン :小谷
ピッド :吉田
1レース目のDNS(Do Not Start=スタートしなかった)は、レース前に船にトラブルが起き、入港したためです。2レース目からは、無事参加することができました。
2レース目は、スタートはアウター寄りからトップで出て、そのままスタボタックを伸ばしました。上から3艇が追いついてきていたため、なかなかタックが出来ませんでした。その後、東大に続いて上マークを回航し、スピンランに入りましたが、いたって順調でした。ただ、東大との差は縮まらず、2下でブローチングしかけてしまい(してしまい)ましたが、2位をキープしました。
3レース目も、風向的にアウター側が有利だったため、アウター寄りでトップでスタートを切ることが出来ました。が、何を血迷ったか(私の判断ですが)、スタートでのリードに乗じてタックをいれてしまい、ポートタックのまま他艇の海面へ突っ込みました。結果、東大、防衛のケツをなめ、日大を避けるため再度タックすることになり、決定的なロスとなってしまいました。その後のタックでもロスがあり、結果4位で終わりました。
課題としては、大きく3つ挙げられます。
1.スタート
実はトップでスタートした慶應も、ラインに5秒ほど届いていなかったので、ギリギリまで攻めようと思います。
2.タック
強風かつレースでのタックは、浮き足立ってしまうことがあり、上手に決めることが出来なかったことが何回かありました。正確かつ迅速に行うように、改善します。
3.スピンラン
強風でのスピンランは、出来るだけ下すようにし、リーチングは避けるべきだと改めて実感しました。なぜなら、強いブローが入ると、あっという間にブローチングしてしまうからです。YAMAHA30sは、非常に軽い船で、ネオパでは考えられない程ヒールしてしまいます。リーチングを避け、そのためにはガイをしっかり引くことが重要です(私の役割なのですが…)。
以上です。明日は1位を取れるよう頑張ります!
明日のレース参加大学:東大・明学・神戸・慶應
慌てず、騒がず、冷静沈着に頑張ってください。
アニオールが全てではありませんから、春以降もレベルアップのためにポイントレースや初島レース、伊東レースなどにも出艇し、腕を磨くことをお勧めします。
「早く走る知識と技術の習得」=「安全航海」ということを忘れないでください。
2日目、3日目の健闘を祈ってます。