夏クル報告④ 関西レグ編

こんにちは、3年の今村です。
今回は、第4〜第6レグを一気に報告させていただきます。
8月14日(九鬼浦→勝浦レグ)
メンバー:床島(ナビ監)、今村(ヘルム)、檜森(ナビ)、虫賀監督、井口OB、矢野OB、笹川OB
天気:晴れ
風向:南西
風速:5ノット
海況:やや波あり

5時起床、出港準備を整えて6時に九鬼浦を出港しました。
朝方は風が弱く、ジブは上げずに機走で進みます。
朝食のパンをかじりつつ、和やかな雰囲気でのセーリングでした。

9時の天気図が終わったころから状況は一変します。
次第に風は上がり、波も高くなってきました。
風位は真上り。ジブ2を上げて、タックを繰り返して南下してゆきます。
昼ごろには、20ノットを越える強風が吹くようになりました。
ジブ2からジブ3へとジブチェンジ。
ちなみに、この日のジブチェンジはOBの方々にやっていただきました。
強風のおかげで艇速もでて、午後は順調にマイルを稼ぐことができました。

15時30分、勝浦入港。
艇速はよかったのですが角度が悪かったせいでしょう、
予想していた以上に、入港するまでに時間がかかってしまいました・・・
前日の疲れも残っていたため、
強風下でのタックタックだった今回は、体力的になかなか厳しいレグとなりました。
入港後は艇の片付けをして、今年の夏クル目標地に到着できたことを祝してカンパイをしました!
喉が渇き、日焼けで火照ったカラダに、よく冷えたビールは嬉しいです!

16時30分、一段落ついたところでお風呂へ。
今回お風呂に向かったのは「浦島」という大きなホテルです。
この浦島、山の片側を占拠している大規模なホテルです。
広い敷地内は入り組んでいて、いくつものお風呂があちこちに点在しています。
お風呂だけでなく、宴会場やゲームコーナーもいくつもあり、見どころに欠くことのない楽しいホテルです。
ホテル内を回るだけでも、たぶん一日はかかると思います。

洞窟風呂の後は、帰宅する井口さんと笹川さんと別れてお風呂をハシゴすることに。
2つめのお風呂には「遥峰の湯」へ。
見晴らしがよく、気持ちのいいお風呂でした。
さらに、ここからは港に停泊しているネオパも見ることができました。
ネオパを眺めつつ温泉に浸かる。なかなかオツなものです。

この後は、勝浦の下町へ繰り出して夕食です。
もちろんここでも、勝浦入港を祝してカンパイ!
地の魚やクジラなど、いろいろな魚介をご馳走になりました。
宴の席では、監督と矢野さんからKCC文化やネオパの怪談など面白い話を聴くことができました。
数年だけでも世代が変われば、KCC文化も微妙に変わっていくものなんですね・・・

21時、ネオパに戻ってきました。
達成感と、疲れで皆フラフラです。
ここからは自由時間となったのですが、各々かなり「自由な時間」を過ごしていたみたいです。
翌日はステイなので、就寝時間も気にすることはないからでしょうか。お酒のせいもあったのかもしれません。

8月15日(勝浦ステイ)

7時ごろ、ながれ起床。
のんびり朝食をとって、9時の天気図の後にホテル浦島へ朝風呂に行きました。
ゆっくり温泉に浸かっていると、もう既に昼になってしまいました。
レグのある日とステイの日でのこのギャップ。
でもこのメリハリもクルージングの魅力だと思います。

昼食はホテルの食堂でバイキングをご馳走になり、昼食後に矢野さんが帰宅されました。
午後からは、ホテルのコインランドリーで洗濯をしつつ、夏クル後半レグのチャートワークをしました。
下田でチャートワークをやり込んだ檜森は、もう一人でもラインを引けます。
マイル計測も、潮汐計算だってできます。ナビの準備は概ねマスターできました。
すごいぞ、檜森!頼もしいぞ、檜森!
おかげで、ナビの準備がかなり楽になりました。ありがたいことでございます。

夕方にはネオパに戻って、給油やゴミの片付けをしました。
天気図が終わったところで、商店街に買出しへ。
勝浦はスーパーや商店が多く、買出しがしやすくて助かります。
なぜかかなり近い位置に、オークワ(大)とオークワ(小)があったのが気になりました・・・
買出しの結果、この日の夕食はサバの煮付けに決定。さらに、安かったのでシイラのタマゴも添えました。

夕食後はまたまたホテル浦島へお風呂に行きました。
ついつい時間があると浦島へ行きたくなってしまいます。
この2日間で何度お世話になったことでしょうか。

お風呂から帰った後は、明日のレグの最終確認をして就寝。
・・・のはずだったのですが、エンジン停止棒が動かなくなりエンジンが止まらないというハプニングが。
停止棒がサビついてしまったのが原因のようでした。
エンジンルームに潜り込んだり、CRCでひたすら磨いたり、格闘すること一時間。
25時30分、ようやく停止棒が動きエンジンを停止することができたので就寝となりました。

8月16日(勝浦→尾鷲レグ)
メンバー:床島(ヘルム)、今村(ナビ監)、檜森(ナビ)、虫賀監督
天気:晴れ
風向:南西
風速:15ノット
海況:良

5時起床、5時30分に勝浦を出港しました。
6時30分、勝浦港を抜けたのでジブ2を上げて帆走です。
出港直後は風が強かったのですが、出港して数時間でみるみる風が落ちていきます。
8時には、風速は5ノットを下回ってしまいました。
ジブダウン。そしてこの後はメインとエンジンによる機帆走でひたすら尾鷲へ。
波はなく、穏やかな海況だったのでまったりレグとなりました。

14時30分、尾鷲入港です。
この尾鷲港、日本一雨の多い港と呼ばれるほど雨がよく降る場所だそうです。
入港するまでは天気はよかったのに、港に入った途端に雲行きが怪しくなってきました。
そして案の定、まるで義務を果たすかのように雨が降ってきました。
ここまで露骨だと、逆に関心させられてしまいました。
入港後は港近くの銭湯でお風呂を済ませ、買出しに行きました。

19時、夕食。
この日の夕食は、いつもと違って豪勢なディナーとなりました。
まずは、前日に勝浦で帰宅した矢野さんからいただいたパスタです!
麺もソースも、十二分にあります。
そして、虫賀監督にはスーパーで地タコを一匹買っていただきました!
このタコは、刺身・炒め物・パスタの具へとなりました。
最後に、磯野OBからの差し入れの巨峰です!しかも種なしの高級品種!
この差し入れは勝浦の宅急便支店で受け取ったのですが、
荷物の中には巨峰だけでなく、磯野さん手作り(?)の美味しい食べ方説明書まで入っていました。
説明書によると、氷と水をいれたバケツで巨峰を一時間ほど冷やして食べるのがいいそうです。
冷やしすぎると甘味成分がなくなってしまうので注意だそうです。
ウンチクついでですが、ブドウはヘタの反対側のお尻の部分からだとキレイに皮がむけます。
「ブドウは氷水で一時間冷やし、尻から皮をむいて食べる」これKCC流です。

贅沢な夕食の後は、片付けや明日の準備です。
食器を洗ったり、ラインを確認したり、分担して手早く作業をこなしていきます。
夏クル行程も早13日目、現役は3人だけですが手際よく仕事をこなせるようになってきました。
夏クル終盤では、自由時間もそれなりに確保できるようになってきました。

21時、自由時間。
監督と檜森は船内で休憩。
自分と床島はコンビニ巡礼の散歩へと出かけることにしました。
夏クルも長引くと、コンビニのありがたさはひとしおです。
コンビニに行けば、欲しいものはだいたい揃ってます。
コンビニに行けば、涼しい一時を過ごすことが出来ます。
もはや、コンビニ依存症。コンビニへの渇望なのです。

22時30分、10時の天気図をチェックした後は自由時間および就寝。
浜島は今夏クルで最も入港難易度が高い場所だったので、チャートを寝る前に再確認して就寝しました。

8月17日(尾鷲→浜島レグ)
メンバー:床島(ヘルム)、今村(ナビ監)、檜森(ナビ)、虫賀監督
天気:晴れ
風向:北東
風速:2ノット
海況:良

5時起床、5時30分出港。
この日はほとんど風が無かったため、終始エンジンに頼ってのレグとなりました。
空は晴れ渡り、波もほとんどなく、この日もほのぼのとした雰囲気でネオパは進みます。
これまで5つのレグを経験してきた檜森は、洋上でのナビも安定してこなせるようになってきました。
もちろん洋上天図も然りです。
今年は始業が一ヶ月遅れた影響で、春学期は練習する機会が少なかったですが、
その遅れを挽回して余りある成長を檜森は遂げています。
ナビ監である自分は、レグの大半をのんびりと過ごすことができました。

10時30分、いよいよ浜島に近づいてきました。
ここからの浜島入港のナビゲーションは檜森に変わって自分が担当します。
浜島付近は湾が入り組んでいるだけでなく、浅瀬が多く点在しています。
十分に予習はしたつもりですが、それでも初見の港への入港は緊張してしまいます。
チャート、GPS、港湾案内、周囲の景色、あれこれ見比べながら時間をかけてゆっくり入港しました。

11時50分、浜島入港。
漁港の岸壁にネオパを着岸して、
上級生は片付け、檜森は昼食作りです。

13時、お風呂へ。
この日は、宝来荘というホテルへ行きました。
体を洗って汗を流して、海が一望できる露天風呂に入ります。
勝浦の洞窟風呂からも海を見ることができましたが、
ここの露天風呂は開放感があり、さらに海にも近いため目前に海が広がっています。
青い海と青い空、その中に白波と白い雲がよく映えています。
開放感がありすぎるせいでホテル近くの遊歩道から露天風呂が丸見えですが、そんなこと気なりません。
目の前の絶景を前にして部員のテンションは上がります。つい、はしゃぎたくなってしまいます。
現役一同、疲れも忘れて開放的な露天風呂を(犯罪にならないように)エンジョイしました。
入浴後は、空調の効いた涼しいホテルのロビーで4時の天気図まで休憩です。
レグ疲れ・風呂疲れのせいか、全員爆睡してしまいました。

17時、宝来荘を後にして、買出しです。
スーパーへ向かう途中、商店で「ソフトクリーム入りかき氷」なるものを買い食いしました。
名前のまんまですが、かき氷の中にソフトクリームが入っているという単純なアイスです。
でも食べてみると、とても美味しい!
ソフトクリームはかき氷に覆われているので溶けにくくなり、
一方かき氷はソフトクリームと合わさることであっさりしているのにコクがあります。
今までありそうでなかった、みごとなコラボレーションでした・・・

19時、夕食。
檜森の作った親子丼を食べた後、次のレグについて会議です。
停滞前線が日本北部にあり、その影響で天候が悪いということで翌日はステイとのことになりました。
話し合いの後は、食後のデザートです。
昨日の巨峰が半分残っていたので、これをデザートに食べました。

翌日がステイということで、この日の20時以降は自由時間となりました。

8月18日(浜島ステイ)

7時30分、起床。
朝食を食べた後は、お昼まで完全に自由行動です。
自分は朝食後に二度寝です。
せっかくのステイですが、たまにはこんな日があってもいいのではないでしょうか。

10時、足湯のある休憩所へ向かいます。
他の部員もネオパの近くにいたようで、3人一緒に行くことになりました。
足湯に浸かってぼんやりしているとあっという間に1時間が過ぎてしまいました。
気付けば床島と檜森もどこかへ行ってしまったようです。
自分も足湯から出て、浜島を散歩しながら昼食の待ち合わせ場所まで向かうことにしました。

12時30分、全員で待ち合わせをして、「ヨット」というお店で昼食です。
次の浜島→諸磯レグに備えて、験担ぎ&前祝いというわけです。
ちなみにお店の名前の由来は、字画が良いからだそうです。
さらにこのお店、店の前に大きなイセエビのモニュメントがあるのも個性的。しかも結構リアルです。
店の献立には「ヨット定食」なるメニューがあったので、迷わず全員がそれを注文しました。
定食の中身は、刺身と焼き貝の盛り合わせです。豪華です。そしてとても美味しいです。
そういえば、夏クル中海辺にずっといた割には、お刺身はあまり食べる機会がなかった気がします。
さらにパールチャーハンなる真珠貝の貝柱を使ったチャーハンまで食べて、大満足で店を出ました。

店を出たあとは一度ネオパに戻って、お風呂の準備です。
そして先日行った宝来荘へまた行くことになりました。
宝来荘へ向かう途中で、こちらも先日行った商店でソフトクリーム入りかき氷を買い食い。
代わり映えがないかもしれませんが、宝来荘もソフトかき氷も皆気に入ったからです。
どちらも“浜島の鉄板”にノミネートするポテンシャルは持っていると思います!

宝来荘で入浴した後も、ほとんど昨日と同じ流れで夕食までを過ごしました。
夕食後は艇の安全確認をして、チャートの最終確認もして、
この夏クル最大の山場である180マイルのレグに備えて寝ることになりました。

以上、これで今回の報告を終わります。
井口OB、矢野OB、笹川OBの皆様、第3〜4レグはお世話になりました。
久々に5人以上ネオパに乗っての賑やかなレグができて、本当に楽しかったです!
また機会があれば、ぜひネオパに遊びに来ていただけると嬉しいです!

それでは、今回はこれで失礼いたします。

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